2017年11月3日金曜日

松井証券の投信工房がおもしろい

投資信託の取り扱いをしてこなかった松井証券。
2016年11月28日より投資信託を扱うことになりました。

方向転換かよー、って思いましたが普通にノーロードが扱えます、みたいにならないのが松井証券らしいところ。
  • 手数料を抑える
  • ロボアドバイザーを導入する
という特徴をもって投信工房という名で参入しております。
期待を持って早速利用開始していますので、ちょっと体験記を書いてみます。

長期で低リスク・低コストで積み立て運用したい方にはオススメです。


投信工房の概要

公式HP:投信工房
によると特長は3つです。
それぞれについての所感も一緒に書いておきます。

  1. あなたに最適なポートフォリオをご提案
    質問に回答すると作成してくれますが、そもそもポートフォリオに意味があるかが謎です。
    投信工房以外にも資産運用していることが多いと思うので、結局とのころ保有資産全体を考えて自分で構成しないと意味がいないです。

    お勧めしてくる投資信託ですが、信託報酬が最も安いものを選んでくれません
    例えば、アセットマネジメントOneのたわらノーロードシリーズをオススメされたのですが、ニッセイの方が信託報酬が安く、純資産も大きいので安定性の観点からもニッセイを手動で選択しました。

    また、比率ですが信託報酬の手数料を抑えるためか、低コストの国内債券の比率が高い印象があります。
    国内債券はリターンが小さいので私は不要ですね。

    ということで結論、オススメはほぼ役に立たず、自分でポートフォリオを手動で設計した方がよいと思います。

  2. 人手を介さないので『低コスト』最も信託報酬が高いもので、1.182%です。
    コモディティーは高くなっています。
    海外株式も高めですが、0.6%程度に抑えられており、安い部類だと思います。

    最も高いポートフォリオでも0.392%となっており、私が作成したポートフォリオでも0.210%ですのでその名の通り、低コストと言えると思います。

    アクティブファンドの扱いはないのも好感が持てます。
    長期運用においてアクティブファンドがうまくいくケースは稀なので。
    基本的にはインデックスファンドが中心ですが、アクティブファンドのひふみプラス(レオス)の取り扱いもあります。
    ひふみプラスはカンブリア宮殿で取り上げられたこともあり、人気ができてるのですが、信託報酬がすごく高いのでご注意ください。
    最近はアクティブファンドがどんどん追加されています。松井証券はもともとアクティブファンドに対して批判的なイメージがあったのですが、方針変わったんですかね。


  3. 500円からスタートできます
    投資の方針として10年以上の長期運用をお考えの場合、分散投資は大事になります。
    保有資産の分散だけでなく、購入日の分散も大事になってきます。
    と、考えると少額で毎日購入できる投信工房はありがたいです。
    通常の投資信託でも購入日の分散ができますが、毎月といった単位であることが多く、月末月初などのシーズナリティのリスクの軽減が弱くなることが多いです。
    よって、同じ毎月1万円の積み立てをするとしても、
    「500円×20日」の方が「10000円×1日」より望ましいと言えるでしょう。

    ただし、500円をポートフォリオの割合で分割して購入してくれないです。
    1つの商品を購入し、割合のバランスが崩れたら他商品を買うことで割合を保っています。
    よって、序盤は目標ポートフォリオと保有ポートフォリオの割合は結構ずれてしまいます。


NISAを使うべきか

投資信託の購入にはNISAが使えます。
投信工房で使うべきか、ですが、使わないほうがいい、と思います。
  • 株式のように売買時に手数料が発生する
    松井証券の場合、NISA口座の株式売買手数料は無料です。
  • 配当がもらえて、税金を取られる
    NISAの場合、配当に対して税金が発生しません。
ような金融商品の購入でNISAを使う方がいいです。

ただし、株式は買わない、といった方でNISAの使い道がない場合は投信工房でご利用いただいてもいいと思います。



やっぱり株は個別銘柄で買いたいよね、という方へ

株主優待で選ぶべき銘柄
【意外とすごい!】隠れた高優待利回り銘柄