株は買いから入らず、売りから入ることもできます。
違う言い方をすると、上がることを期待するのではなく、下がることを期待します。
このワザを空売りと言います。
なので株価が下がっているときにも儲けを出すことができます。
ちなみに、わたくし、これでリーマンショックの損失を軽減することができました。
儲かりそうな会社よりも潰れそうな会社を見つけることになります。
潰れそうか会社を見つける方が簡単な気もします。
ですが、空売りはハイリスク・ハイリターンと言われます。
理由は株が上がり続けると底なしに損失が膨らむからです。
買いの場合は株価は0円がそこになるので一応はそこでストップがかかります。
また、空売りの方法に関する情報も少ないです。
ということでコツを考えてみました。
もちろん、自己責任でお願いします^^;
なので(仮)です。
空売りを行う準備
ご存知の方も多いと思いますが、通常の株式口座・特定口座を開くだけではダメなんです。信用取引口座を開かないといけません。
が、たいていの証券会社で開くことができます。
手続きは少し面倒ですが、簡単に開くことができます。
面倒なのはアンケートみたいなものにたくさん答えないといけない点です。
また、その場で開設とはならず、審査のようなチェックが行われた後に数日後に開かれます。
信用取引とは
お金や株を借りて取引をする方法です。なので、売買手数料だけでなく、借りた株に対して利子を払う必要があります。(自動的に取られます)
金利は1~3%位ですかね。
空売りの場合は
- 株を借りて先に売る
- その後、株を買って返す。
まずはリスクを抑える
私は基本方針として- 大損は避けたい
- 長々やると心臓に悪いので避けたい
- 無駄にコストを掛けたくない
コストとは品貸料(株を借りる)費用を指します。
リターンは1~2割を目指す
短期勝負の場合、大きく儲けることは難しいです。よって、多くを望まないようにします。
ここから方法
上記を踏まえて、3つの視点で考えます。- 対象銘柄探し
- 売りのタイミング
- 買いのタイミング
1.対象銘柄探し
- 変動が過ぎる銘柄はNG
ハイテクなど - 仕手株はNG
新興株、上場廃止銘柄など - 話題になりやすい銘柄はNG
取引高が多い銘柄など - 業績が良い、割安企業はNG
買いが推奨される銘柄に対して売りを入れるのは逆の動きになります。
PER15倍以内、営業利益率10%以上はNG。 - 無期限(一般)信用取引銘柄にする
逆日歩を取られないためです。
制度信用取引よりは金利は高めですが、逆日歩が暴騰するリスクを避ける方を優先します。
ただし、無期限(一般)信用取引を取引できる証券会社が松井証券、カブドットコム証券、楽天証券、SBI証券など限られてしまします。
自分の利用している証券会社が対応しているかを確認しましょう。 - 最少取引が50万円程度で収まる
それ以上になると変動金額が大きくなります。 - 権利落ち日をまたがない
配当金を支払わないといけなくなるためです。
ただし、人気の株主優待銘柄は権利落ち日に株価が暴落する可能性あり、その日を狙うなら構わないと思います。
インバースは空売りと同じく、株価が上がると儲けがでます。
空売りとの違いは、信用口座を開かなくても購入することができます。
ただし、値幅の変動は個別銘柄と比べると小さいため短期的に利益を出すことは難しいです。
2.売りのタイミング
基本はチャートに従います。上がりのてっぺんに来ている銘柄を探します。
短期勝負なので、下がるのを待つ時間はありません。
個別銘柄以前に全体の市場の流れにはまずは逆らわないようにします。
- 11-12月はNG
荒れるし、アノマリー上は円安/株高なので。
逆に10月、5月はチャンスのタイミングです。 - 騰落レシオが120%を超えたときに勝負
上記がOKなら個別銘柄を見ます。
- 決算発表時期はNG
- RSIは70%以上
- MACDが売りシグナルを出す直前、または出した
- 半年位で見たときにずっと上り続けていなっていない
業績に連動して上がっているような銘柄はNGです。
たまたま上がり過ぎになっている銘柄を探したい感じです。 - 上がり過ぎになる前の状態と比べて30%以上上昇している
上がり幅少ないことは上げ幅も少ないことを意味しますのでNGです。
3.買いのタイミング
- 5%上がれば買う
これはチャートの想定と違う動きをしており、もう負けです。
負け戦を長々とやることはいけません。 - 2,3週間でけりをつける
心臓に対する気遣いです - 10%~15%下がれば買う
下げ度合いに勢いがあれば下げ幅は大き目でもOKです。
くれぐれも動かす金額は小さく始めましょう。
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