終身雇用制が終わり迎えている昨今、副業(複業)への関心が高まっています。
しかし、副業というと
- 怪しい(笑)
- 時間給に換算すると安い
- 時間を売っているだけで充実感が持ちづらい
といった課題があると思います。
とはいえ、なかなか副業を見つけるのが大変。
そして、スキルアップややりがいにもつなげたいという思いがある方もいるかと思います。
そんな方にオススメするのがSkill Shift(スキルシフト)です。
情報流出問題があり、約1か月サービスが停止しておりましたが、2021年5月6日よりサービスを再開しております。
目次
特徴
- 地方の中小企業の事業課題を解決するためのスキルを提供し、その対価を頂く
- 現在のスキルが生かせる(職種にもよりますが)
- 地方創生、地域活性化がテーマのため、地方の案件が多いため、交通費を出してもらって地方に行けるチャンスがある
- 報酬が月額制で明確
運営会社
みらいワークス
になります。
<プレスリリース>
グルーヴス、みらいワークスと副業人材と地方企業をつなぐ合弁会社「スキルシフト」設立
職種
- 経営企画
- 新規事業企画
- 商品開発
- 営業企画
- 人事・組織開発
- マーケティング
- 広報・PR
- 宣伝・広告
- 販売促進
- 海外事業
- 資金調達
- 経理・財務
- 情報システム
となっております。
似たような区分もありますが赤字の案件が多くなっております。
- 売上UPのためのお手伝い
- 組織・人材育成のためのお手伝い
のパターンが多く、
を求められます。
後者は特に厳しく見られる印象があり、
「未経験ですが勉強したいです」
みたいなスタンスでは採用されない可能性が高そうです。
売上UP系では販路開拓など人脈を期待されるケースもまれにあります。
逆に
は基本的には求められません。
ただし、Webデザインなどのスキルある方が需要は高まると思います。
ではなく
という特性があります。
よって、
- スキルがあることをどうアピールするか
- 自分のスキルと案件の相性がよさそうか
を考えることが重要になります。
人気
1つの案件に対して10~30名くらいの応募があります。
副業ブームの高まりに伴い、応募人数は増加傾向にあります。
一方、採用は1~3名程度になり、何人採用するかは明示されていないため、よくわからないのが正直なところです。
ですが、「応募すればほぼ採用」という印象はないため、応募時は採用されるための工夫はすべきです。
採用率わからないですが、応募人数を見ると1~10%という感じにみえます。
職種によりばらつきはあります。
マーケティング系は人気が高いです。
一方、人事・組織開発は人気が低めですが、単純に応募できる条件を満たしている人が少ないためでしょう。
案件数
2017年11月からスタートしてしますが、2019年4月位だと月間で10件ほどでまだまだ少ないな、という印象でした。
2019年9月位だと月間で20~30件位あり、まぁまぁ選べる感じになってきました。
案件が入る時は一気に5件くらいアップされることもあるため、常時追加、という感じよりはあるタイミングで案件が殺到する感じです。
1つの企業で複数の職種を別々に応募するケースもあります。
地方でSkillShiftが中小企業向けに説明会を実施しているようで、説明会の後に案件が増える傾向があるようです。
2020年3月以降はコロナウィルスの影響も案件数は激減しており、4月は皆無な状況でした。
やはり中小企業が中心のため影響は大きいようです。
ただし、夏以降は案件数が増えています。
鳥取県の案件が特に多くでています。
業種
幅広い業種があります。
傾向としては
が多いです。
我々の日常生活に馴染みが薄い業種は人気が薄い傾向があります。
場所(都道府県)
Skill Shiftのメリットは都会に住みながら、地方に行く機会が持てることです。
ワーケーションに興味がある方にもおすすめです。
そのため「どこにある会社か」は大切な要素の1つです。
最近、多いのは下記になります。
自治体、商工会議所、地方銀行と連携して案件を募集していることもあり、場所にはかなり偏りがあります。
例えば、山口県の案件は株式会社YMキャリアが代理で応募の管理をしているものが多いです。
距離としては遠いところが多く、行くとすると泊りになることが予想されます。
そのため、固まった時間を確保できない人には厳しいかと思います。
また、交通の便が良い場所ではない可能性もあります。
多くの案件は現地へ定期的に訪問することが前提になっているため、応募前にアクセス手段や時間を確認しておきましょう。
ただし、コロナ渦の状況もあり、完全リモートでもOKの案件もあります。
訪問頻度は面接等案件を受ける前に確認しておきましょう。
首都圏にお住まいで近場で考えの場合は
の案件がたまにあるのでそれを待つ感じになるかと思います。
「地方と言えば、観光!」と思う方もいるかと思ますが、
の案件はあまりないです。
地方の企業の経営者は地方愛が強い方が多いです。
そのため、
- 現在その地域が好き
- その地域に縁がある(過去に行ったことがあるなど)
- 今後好きになりたいと思っている
といった思いがあるほうがよいと思います。
また、その気持ちはしっかりとアピールするとよいと思います。
報酬
月額3万円以上
がSkillShiftの推奨として設定されています。
そのため、3万円で設定されていることが多いです。
SkillShiftだけで生計を立てるのは難しく、また金銭面で生活が豊かになるか、といえばそこまでの影響はないと思います。
スキルアップや地域貢献が主目的なんだな、と思う次第です。
逆に10万円とか設定されていると過剰な期待があるのでは?という不安も持ってしまいます(笑)
たまに、
旅費+地域特産品
となっていることもあり、報酬を目的とする場合には向かないです。
もちろん業務内容にもよるため報酬金額と業務内容のすり合わせは重要となってきます。
応募内容は簡単にしか書かれていないことが多いです。
メールや電話等でしっかり確認しましょう。
双方の想定が異なることが実際にありました。
労働時間を提供するものではなくスキルを提供するものではないため、報酬の妥当性の判断は難しいですが、時間でいうと
月間3万円の報酬
に対して
月間10~15時間の労働時間
が序盤としては妥当かなと思います。
時給換算でいえば2000円~3000円ですかね。
プラスで移動時間も発生しますし、これ以下の時給であれば身近にできる飲食店のバイトと変わらなくなります。
慣れてくるともう少し時間をかけないで進めることも可能ですが、最初は手間を惜しまず時間をかけて調べたり考えることで企業の満足度も高まると思います。
業務内容がどうしても抽象的になる傾向があるため、報酬を上げる交渉を最初からするのは難しいと思います。
3か月ほど、業務を進めてみてから検討するのが良いと思います。
半年くらいたてば報酬の交渉をしてもよいと思います。
ただし、「ただ上げてください」
ではなく
「開始時の想定よりも業務内容としてXXが増えたから上げてください」
とお願いするのがよいと思います。
契約期間
基本1か月単位になります。
更新についてですが、特に規定はありませんが、
- 3か月単位
- 14日~1か月前にどちらか申し出なければ自動更新
がよいと思います。
企業は長期的な取り組みを考えていることが多いので1年契約くらいしておく方がよいと思うかもしれませんが、双方の期待値が合致しないリスクを考えると3か月単位で更新がおすすめです。
実際には半年くらいしないと評価は難しいので、3か月で打ち切りはよっぽどの場合と考えてください。
応募したい方は
【SkillShift】案件にエントリーしてみる
をご覧ください。